Capybara-Penguinのブログ

のほほんカピバラとぐーたらペンギンです。よろしくお願いします♪

休暇最終日の書道

ペンギンさんへ

 今日は習字をしました。久しぶりに条幅を書くと、自分の習字の未熟さが浮き彫りになった。たった5文字書くだけだけど、全神経を筆先に集中させるのは疲れる。1枚でgive up。

 

 思い返すと、小学校4年から大学4年までの13年間続けていたので、多少は基礎が身についているかもしれない。意識してなかったけど、書道というアートに触れていたのはすごくよかった。

 習字の先生は、地元の書道界では結構名の知れた人だったらしい。先生は中国の古い石碑の文章から、字を学んでいた。屋内の車庫で、軽自動車くらいの紙に、極太の筆で思いっきり、伸び伸びと字を書いたのが懐かしい。身体中墨だらけ。

 先生から教えてもらったことは、13年間で「筆をトンと紙に置いて力を抜いてスーッと線を引く」ということだけ。でも今になると、この言葉には、「思い切って一歩を踏み出すと、後は力を抜いて成り行きに任せる」という生き方にも通じるものを感じる。大胆に、伸び伸びと生きたいと改めて思いました。とは言っても、コツコツ練習を重ねることも大事。習字の先生からは本当に多くを学びました。

 

先生はベビースモーカーのおじいちゃんで、肺癌で亡くなったため、僕はタバコを吸わないようにして、健康で長生きします。 おわり。